タッパーウェア日本上陸
1960年代に入るとタッパーウェアはカナダとヨーロッパを皮切りに世界進出を広げていました。そのなかでも人口1億人の日本は魅力的な市場として映り、1963年4月27日、日本タッパーウェア株式会社が設立されました。当初は30代のダート社長とまだ20代の3人の社員が事業立ち上げに猛進しました。
東京オリンピックを翌年に控え活気に満ちた日本で、タッパーウェアの製品のすばらしさとユニークな販売方法は、自立に目覚めかけていた日本人女性、とくに主婦の心をとらえ、日本全国に急速に浸透しました。